環境への取り組み

当社グループは、「流体制御技術」を核として、お客さまの要求にあった独創的で高品質な製品とサービスを経済的に供給することで、住みよい地球と豊かな社会環境づくりに貢献しています。

TCFD提言に基づく情報開示

環境方針

環境保全施策の推進体制

当社は、1999年9月に三田工場においてISO14001認証を取得しました。また、2002年9月には福知山事業所を認証サイトに追加し、両工場において継続的な環境改善活動を推進しています。環境マネジメントについては、環境管理体制を構築し、環境担当執行役員をトップとした「脱炭素・地球環境委員会」により環境マネジメントシステムを統括し、地域及び地球環境負荷の低減に取り組んでいます。 また、「環境管理委員会」を組織し、「事業活動における環境負荷の低減」や「環境に配慮した製品の開発」を目的として取り組んでいます。これら取り組みについては、社長を委員長とする「ESG/SDGs推進委員会」に報告することで、各委員会の実効性を高めるほか、経営会議などにおいて経営層によるマネジメントレビューを実施することにより、継続的な改善を実施しています。

環境監査

当社ではISO14001:2015の外部監査を受審し、環境マネジメントシステムの適切な運用や、継続的な改善の実施について検証しています。2022年度の監査結果について不適合の指摘はなく、クリーンルーム内の省エネやペーパーレス、多能工化に関する取り組みが評価されました。なお三田工場・福知山事業所では、毎年全部署を対象に、環境への取り組みの確認や環境マネジメントシステムの継続的な改善を目的に、内部環境監査を実施しています。

環境リスクマネジメント

環境リスクが生命や財産及び生活環境に大きな影響を及ぼす事態に対応するため、防災公害防止専門部会が企画する緊急時対応訓練を定期的に行っています。
毎年、本社・三田工場・福知山事業所をはじめ各工場において、全従業員を対象に大規模な地震・火災避難訓練を実施しているほか、大規模地震やその他広域災害時の、社員と会社との連絡手段として安否確認システムを導入しています。今後も定期的な訓練を 通じて、BCP(事業継続計画)を見直し、改善を図っていきます。

工場火災を想定した放水訓練

法規制及びその他の請求事項の遵守への取り組み

環境法規制や自治体などの協定値を確実に遵守するため、常に最新の情報を入手し、「環境法規制及びその他の要求事項一覧」にまとめて遵守すべき事項を明確にしています。また、定期的に監視測定を実施して定期報告や記録の保管などを確実に行い、法令違反や地域の環境汚染の未然防止に努めるとともに、懸念事項の改善や維持保全活動を実施しています。

有害物質への対応

当社は、環境負荷物質を管理し、大気への排出量及び移動量を把握し、届出を義務付けるPRTR法(Pollutant Release and Transfer Register:化学物質排出移動量届出制度)に基づき、毎年、指定化学物質について届出するとともに、非指定物質への切り替え検討や使用量及び排出移動量の削減を継続的に行っています。

最新の取り組み

グループネットワーク

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