当社は創業以来95年以上にわたり、成長する産業が求めるニーズに応え、また新たな素材にいち早く着目して製品化を目指すことで、持続可能な豊かな社会の実現に貢献してきました。
これからも固有の流体制御技術を進化させながら、独創的で高品質な製品・サービスを提供していきます。
1924年(大正13年)に当社製品として最初に開発した「特許ピラーパッキンNo.1」の形状が柱状 「PILLAR」であったことに由来します。
時代のニーズとともに取り組んできた歩み
1924 岩波嘉重が船舶用レシプロエンジンのシリンダ-グランド用として合金製ピラーパッキンを考案し「日本ピラー工業所」を設立
1926 大阪市淀川区に工場を新設、工業用漏れ止めパッキンの本格的生産を開始
1932 自動車用及び船舶内燃機用のガスケットの生産を開始
1948 株式会社に改組し、「日本ピラー工業株式会社」を設立、資本金200万円
東京出張所(現東京支店)を開設
1951 わが国で最初にメカニカルシール(軸封装置)を開発し、生産を開始
1952 高温・高圧管フランジ用バーチカルガスケットを開発
ふっ素樹脂製品(商品名ピラフロン)の生産を開始
1967 兵庫県三田市に三田工場が竣工
1969 JIS・B・2404配管用うず巻形ガスケットの業界初のJIS認定工場になる
1970 新素材「炭化繊維」を開発し、生産を開始
1974 創業50周年
1980 本社社屋を新築竣工
当社初の海外合弁会社 Korea Pillar Packing Co., Ltdを設立
1981 ISOシリーズ メカニカルシールの生産を開始
1984 大阪証券取引所市場第二部特別指定銘柄(新ニ部)に株式上場
半導体製造装置向けふっ素樹脂製品の開発に着手し、初めて継手(ピラーフィッティング)を発売
1987 膨張黒鉛編組パッキン「ピラーマークⅢ」を開発、生産を開始
1989 京都府福知山市に福知山工場が竣工
1993 東南アジアへの販売拠点として、Nippon Pillar Singapore Pte Ltd.を設立
1994 米国CAA(大気浄化法)対応の新パッキンEDP※の本格納入を開始
※ Emission Defence Packingの略。パッキン内部の浸透漏洩にまで対策を施した低漏洩・高性能パッキンのこと
1995 「ISO9001」認証を取得
大阪証券取引所市場第二部に指定替え
1999 米国にNIPPON PILLAR CORPORATION OF AMERICAを設立
「ISO14001」認証を取得
2001 東京証券取引所及び大阪証券取引所市場第一部に上場
台湾にTaiwan Pillar Industry Co., Ltdを設立
2002 世界初の画期的なシール機構を実現した「スーパー300タイプピラーフィッティング」の生産を開始
2003 ノンアスベスト化への早期切り替えに寄与する「#2603-EEEテクノブラック」の生産を開始
中華人民共和国にSuzhou Pillar Industry Co, Ltdを設立
2005 熊本県合志市に九州工場が竣工
2007 中華人民共和国にShanghai Pillar Trading Co., Ltd.を設立
2012 半導体市場向け新型ロータリージョイントの生産を開始
2015 アラブ首長国連邦にNippon Pillar Middle East FZCOを設立
タイ王国にNippon Pillar (Thailand) CO., Ltd.を設立
2016 メキシコ合衆国にNPK Fluid Control Systems Mexico S.A. de C.V.を設立
2017 大阪市西区に本社を移転
2018 ドイツ連邦共和国にNippon Pillar Europe GmbHを設立
2019 インドネシア共和国にPT. Nippon Pillar Manufacturing IndonesiaとPT. Nippon Pillar Indonesiaを設立
2020 新・三田工場竣工
中華人民共和国にPillar Technology (Chuzhou) Co., Ltd.を設立
2021 Pillar Technology (Chuzhou) Co., Ltd.稼働開始