中期経営計画「BTvision22」

創業100年に向けて描く、成長シナリオ

当社では、2020年度より3ヵ年の中期経営計画「BTvision22(ブレイクスルービジョンニーニー)」をスタートさせました。「BTvision22」には、目まぐるしく変化を遂げる市場環境のなかで、持続的に企業価値の向上を図るべく成長し続けるために、あらゆる既成概念(プロセス・技術開発・コスト)を突き破って躍進するという意味が込められています。

2020年4月よりスタートした中期経営計画「BTvision22」は

  • ①「事業基盤の拡充」
  • ②「グローバル化の深耕」
  • ③「新事業の創出」
  • ④「ESG/SDGs経営の推進」
  • ⑤「財務戦略」

の5つを基本方針としています。

  • ①事業基盤の拡充

    電子機器関連事業では、需要の拡大が見込まれる半導体市場に向けた不良率改善活動やリードタイム短縮活動など生産体制の強化を図るとともに、積極的な設備投資を行いました。 産業機器関連事業では、2020年3月に全面稼働した三田工場においてAGV(無人搬送車)による自動化やRFID(ICタグを用いた近距離無線通信による識別・管理システム)などのICT活用により、自働化・省人化を推進しています。

  • ②グローバル化の深耕

    コロナ禍の影響により海外への渡航が制限されるなど厳しい状況でありましたが、いち早く新型コロナウイルス感染症への対策に成功している中国において滁州ピラー工業(Pillar Technology (Chuzhou) Co., Ltd.)を設立し、拡大する中国市場への対応を強化しました。

  • ③新事業の創出

    5G、水素発電や脱炭素といった時代の求めに応じ新製品・新市場・新用途などの「新」をキーワードに当社の独自技術を活かした製品づくりに努め、電子機器関連事業及び産業機器関連事業に続く第3、第4の柱となる事業の創出を目指します。また兵庫県三田市に技術開発センターを建設し、将来のマーケットを見据えたオープンイノベーションを推進することで、先端技術の取り込みと新たなイノベーションの創出を図ってまいります。

  • ④ESG/SDGs経営の推進

    ESG/SDGs推進委員会の設立や社内研修などを通じ、全従業員への周知を図るとともに、ダイバーシティ(多様性)の推進は当社の持続的な成長に不可欠なものと認識し、女性の活躍推進をはじめ一層注力してまいります。また、コーポレート・ガバナンスの強化、グループ行動指針の改訂によるコンプライアンス意識の向上にも引き続き取り組みます。

  • ⑤財務戦略

    経営上の重要課題である株主還元については、配当性向30%以上の目標に対し30.3%と達成することができました。
    今後も成長投資とのバランスを図り、安定的で継続的、かつ水準の向上を目指します。

  • 実績および計画

    (単位:百万円)
    BTvision19 BTvision22
    2019年度 2020年度 2021年度 2022年度
    最終年度実績 初年度 実績 2年目 実績 最終年度 見通し
    売上高 29,213 30,200 40,670 44,000
    営業利益 3,683 4,847 11,392 11,800
    営業利益率 12.6% 16.1% 28.0% 26.8%
    ROE 6.2% 7.8% 16.8% 8.0%以上
    配当性向 36.8% 34.6% 30.3% 30.0%以上
    設備投資額 (3ヶ年累計)11,649 972 992 2,000
    (3ヶ年累計) 3,964
  • セグメント別

    電子機器関連事業
    売上高 18,221 20,645 30,410 33,200
    営業利益 2,253 4,130 9,737 10,000
    産業機器関連事業
    売上高 10,915 9,471 10,146 10,800
    営業利益 1,404 691 1,589 1,800
  • BTvision22取り組みの進捗

    電子機器関連 産業機器関連
    2020年度の成果
    • 半導体需要増に対応した生産体制の構築
    • 免震 すべり支承の新大臣認定書取得
    • 5Gデータセンター向けのアンテナ基板の開発を実施
    • AGVやRFID導入による生産の自働化及び省人化を実現
    • 新市場参入に向けたマーケティング活動
    • 技術開発センターの建設に着手
    2021年度の成果
    • 低圧損、省エネに貢献する新型継手「スイープエルボ」上市
    • 福知山第2工場の建設に着手
    • 改善活動により歩留り/生産性UP
    • 剛すべり支承の新大臣認定取得
    • 5G向けのアンテナ基板の提案、試作
    • 精密機器装置用メカニカルシール拡販
    • 水素市場機器メーカーへの製品納入並びに試作、提案推進
    • 量産市場向け樹脂継手試作
    • 販売子会社の統合による営業力及びサポート力の強化
    2022年度(最終年度)の
    アクションプラン
    • 不良率低減活動によるコスト競争力と供給力の更なる向上
    • 滁州ピラーでの半導体市場向け製品ライン稼働
    • 半導体市場での事業領域拡大とシェアアップ
    • 半導体製造装置向け生産設備の更なる増強
    • 産官学連携による新製品の開発
    • 自動車市場向け量産品のグローバルシェアUP
    • 中国市場の開拓などグローバル戦略の強化
    • 精密機器装置用メカニカルシールのシェアアップ
    • 補修品事業強化に向けたシステム構築
    • クリーン市場向けシール製品の開発

    成長投資

    各中期経営計画 設備投資額(ソフトウェアなど含む)

    株主還元

    1株当たり当期純利益・配当金・配当性向

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