当社は、今までにない新しい発想は多様な人財によって生み出されるという考えからダイバーシティの推進に力を入れております。今まで以上に女性が活躍できる機会の創出や、外国人人財の積極登用による異なる価値観から生まれるアイデアを活かした新製品開発、障がい者が活躍できる社内体制の整備など、これからも多様性を尊重し、企業の持続的な成長を目指します。
具体的にはこれまでの取組に加え、人財の多様性についての目標・具体的なアクションプランを策定し、多様な人財の個性や能力を最大限活かすための人事施策を実行していきます。
ダイバーシティ経営を推し進め、多様性を最大限に生かす事で新しい価値の創造・イノベーションへと紡いでいく事を目的に、役員含む部長以上の役職者に対して研修を実施しました。自部署の組織風土調査の結果を基にした職場風土のディスカッション、アンコンシャスバイアスの理解等を通して、ダイバーシティ経営の理解浸透を図りました。
女性がより活躍できるように、女性同士のネットワーク作りを支援するために座談会を実施しております。女性管理職のロールモデルの話や、女性特有の悩み相談や要望についての話題が上がりました。実際にその中で要望のあった時短勤務の拡充については、座談会で出た意見を基に制度改訂をしました。今後も女性が活躍できる職場風土を目指します。
当社では、女性の活躍推進を積極的に行っており、技術部配属の女性社員、海外への駐在、管理職を担う女性社員も増え、活躍の場を拡大しています。
2021年6月には初の女性の社外取締役も誕生しました。
2025年には女性の管理職比率を5%、2030年には女性の管理職比率を10%にすることを目指し、女性のキャリア支援、社内の女性社員ネットワーク構築等に継続的に取り組み、女性がさらに活躍できる機会の創出を実現していきます。
2020年度 | 2021年度 | 2022年度 | 2025年目標 | 2030年目標 |
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2.4% | 2.3% | 3.0% | 5% | 10% |
また女性の活躍推進とともに、男性の育児参画支援をするため、男性の育児休業取得促進を目指します。2022年度の男性育休取得率は22.7%となりました。2025年には75%の取得率を達成するために、これからもeラーニングによる制度周知を図り、育児に理解のある職場環境を醸成していきます。
2020年度 | 2021年度 | 2022年度 | 2025年目標 |
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13.6% | 0% | 22.7% | 75% |
当社では、中途採用社員の活躍推進を積極的に行っており、経営人財・他のコア技術を有する技術者、グローバル人財等の人財の多様性強化を図っております。
現在当社管理職における中途採用者の割合は約40%となっており、継続的に中途採用を推進する事で当該水準を維持していきます。
当社では、多様な人財が活躍できるように、外国籍社員の採用・障がい者の雇用を積極的に進めていきます。外国籍社員については新卒・中途ともに継続的に採用を目指し、障がい者雇用は法定雇用率を上回る雇用を推進していきます。
外国籍社員比率
2020年度 | 2021年度 | 2022年度 |
---|---|---|
0.4% | 0.4% | 0.8% |
障がい者雇用率
2020年度 | 2021年度 | 2022年度 |
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1.66% | 2.59% | 2.86% |
項目 | 代表的な取り組み |
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働き方支援 | フレックスタイム制 |
定時退社日の設定 | |
総合職-専門職のコース転換制度 | |
育児休業の積極的取得(女性の取得率100%) | |
育児休業明けの短時間勤務制度(小学校3年生まで) | |
介護休業制度の充実(最大1年間取得可能) | |
男性の育休取得率の促進 | |
福利厚生 | 保育園・ベビーシッターの費用補助(カフェテリアプラン制度) |
不妊治療補助(カフェテリアプラン制度) | |
介護費用補助(カフェテリアプラン制度) | |
育児・介護事由で利用できる年休ストック制度(失効する有休を貯められる制度) | |
職場風土 | CSR委員会にてダイバーシティ推進について協議 |
女性総合職社員による交流会開催 | |
採用 | 留学生採用イベントへの積極的出展 |
事務業務における障がい者の積極的雇用 |