マテリアリティ

社是である「品質第一 和衷協力 一歩研究」の実践を通じ、持続可能な社会への貢献を図ることを目指す日本ピラー工業グループは、「CLEAN・SAFETY・FRONTIER」というスローガンを掲げ、「“社会を支える”未来を創る」という目標に向けて取り組みを進めています。その一環として、「流体を制御する技術」をひたむきに磨いてきた日本ピラー工業グループとして取り組むべきマテリアリティを特定しています。

日本ピラー工業にとってのマテリアリティ

日本ピラー工業グループは、サステナブル基本方針で掲げている、事業を通じたサステナブル社会への貢献と、持続的な企業価値向上をともに実現するために、当社グループとして取り組むべきマテリアリティについて特定しています。
特定されたマテリアリティは当社グループが事業を推進するうえでの道標として、事業活動を通した当社グループとしての社会・環境へのポジティブなインパクトの創出、もしくは当社グループがもたらすネガティブなインパクトの低減に寄与します。
このマテリアリティは、今後、当社グループを取り巻く経営環境や、グローバルに求められる社会課題の要請の変化、ステークホルダーとの対話の中でいただく助言などに基づき、適宜レビューと見直しを図ってまいります。また、マテリアリティに取り組むにあたっての目標を設定してまいります。

マテリアリティの特定プロセス

日本ピラー工業グループのマテリアリティを特定するにあたり、はじめに「現状把握と社会課題の洗い出し」を実施しています。そのうえで、「社会課題の評価と優先順位付け」を行ったうえで、それら「マテリアリティ案の妥当性」を有識者の意見を取り入れながら確認しました。最後に、特定したマテリアリティグループとマテリアリティに関する内容を、「経営会議・取締役会での承認」を得て、決定しています。

現状把握と
社会課題の洗い出し
事業活動の現状把握と分析及び、今後取り組むべき課題について、議論と検討を重ねるにあたっては、SDGsの169ターゲットやISO26000といったグローバルな指針やガイドラインと照らし合わせ、また他社の重要課題も参考にし、有識者の意見も取り入れました。
社会課題の評価
と優先順位付け
社会課題の候補について経営層で議論を重ね、課題の評価と候補の絞り込みを行い、当社グループの持続的な成長への寄与の観点から経営視点の重要度とステークホルダーや社会からの要請を反映したステークホルダー視点の重要度を定め、この2軸を掛け合わせてマテリアリティの評価と優先順位付けを行いました。
マテリアリティ案の
妥当性確認
優先順位付けを行いマテリアリティマップへマッピングしたマテリアリティについて、客観性・妥当性を確認するため、外部有識者の意見を取り入れました。
経営会議・
取締役会での承認
有識者からの意見を反映させ、マテリアリティグループと、その下に連なるマテリアリティを特定しました。それらについて当社グループとしての妥当性を経営会議で確認し、最後に取締役会の承認を得て、決定しました。

マテリアリティマトリックス

日本ピラー工業グループのマテリアリティと関連するSDGs

E S G マテリアリティ
グループ
マテリアリティ 関連するSDGs
脱炭素と
省エネルギー
1流体制御技術と材料技術等を活かした脱炭素と
省エネルギーを実現する製品の開発・製造
2製造でのクリーンエネルギーと省エネの拡大
循環経済と
省資源
3IT/DX技術の活用やサステナブル原材料を
用いたシール製品の開発・製造
4省資源型製品の開発・製造
5生産技術向上(IT/DX・自動化)等による
資源の効率化・サステナブル化と廃棄物3R
化学物質による
汚染防止と
水資源保全
6化学物質による汚染防止と水資源保全に
貢献する製品の開発・製造
7製造における化学物質による汚染防止と
水資源保全
生物多様性の
保全
8各拠点での生物多様性保全の推進
社会課題に
応じた
製品開発・製造
9震災・水害などの災害に対応する製品の
開発・製造
10市場ニーズ(センサー事業、IoT活用等)に
対応した技術の応用による新製品の開発・製造
11製品サービスの安全性追求と品質保証
多様な人材が
成長・活躍
できる
職場の創出
12労働安全衛生
13人権尊重及び多様性ある人材と働き方の推進
14人材育成と採用・定着
世界・社会
との共生
15産官学連携によるイノベーション創出
16CSR調達の推進
17地域・コミュニティの発展への寄与
透明で責任ある
ガバナンスの
確立
18取締役会の独立性・透明性の確保
19事業活動における潜在リスク管理体制の整備
20企業理念と誠実性の実行
21腐敗防止

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